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犬の便秘や下痢の原因

健康で元気な犬は1日1〜3回程度の排便があるとされています。

 

適度に水分を含んだコロンとした形で、ティッシュでつまめる程度の硬さがよいとされています。

 

犬も人間と同じように、食べ物、運動量、ストレスなどで便秘や下痢になることがあります。

特に食べたものの影響は大きく、消化のよいドッグフードを与えていると便の量は少なくなる傾向があります。消化の悪いドッグフードだと便の量が増えたり、便秘や下痢を繰り返してしまうことも。

 

普段から便の様子を観察し、犬に合うドッグフードを選びましょう。異常を感じたらすぐに相談できるかかりつけの獣医師を決めておくと安心です。

 

犬の便秘の原因

犬の健康のためにと野菜やこんにゃく類を与えすぎると、かえって食物繊維によって便が硬くなり便秘の原因になることがあります。

 

肉食動物の性質が強い犬にとっては大量の食物繊維は必要ありません。拾い食いなどで砂や土を一緒にたくさん食べてしまうと便秘になることもあるようです。

 

また、カルシウムを過剰に摂取すると便秘になりやすいことがしてきされています。骨のおもちゃの与えすぎに気をつけましょう。

 

 

引越しや飼い主の長期不在(出張や入院)といった環境の変化で犬がストレスを感じると便秘になることがあります。できるだけ落ち着いた環境を整えてあげましょう。

 

また、十分な運動ができないと腸の動きが弱って便秘になることもあります。
犬種によっては1日に数回の散歩や走る運動が必要な場合も。

 

運動不足は便秘以外の病気やトラブルにつながることがあります。

 

水分不足も便秘になってしまう原因のひとつ

カリカリのドライフードだけを与えて水を飲まないと、水分不足による便秘になることがあります。

 

ドライフードはおおむね10%以下に水分が抑えられています。ドライフードを与える時は必ず水を飲めるようにしておきましょう。

 

水分の摂取量が減ると腸内の水分量もへり便が硬く排出しづらい状態になってしまいます。
いつでも好きな時に水が飲めるようにしてあげましょう。

 

病気が隠れていて便秘が起こることも

愛犬がこんな症状のときは要注意!よく観察してあげましょう。

 

便秘とともに排尿困難の症状がある
  • 会陰ヘルニア
  • 前立腺肥大

 

便秘とともに嘔吐の症状がある
  • 回虫症
  • 腸重責
  • 巨大結腸症

 

5日以上排便がない時や便秘と共に気になる症状があらわれている時は病気の可能性があるため動物病院を受診してください。

 

犬の下痢の原因

子犬の場合環境の変化や遊び疲れが下痢の原因になることがありますが、犬が食べたものが下痢の原因になっていることがほとんどです。

 

脂肪分が多いものを食べ過ぎ、食べなれていないフード、拾い食いなどが考えられます。

 

 

下痢をしていても元気な場合は24時間の絶食で腸を休めて様子を見ることがあります。心配なのは、いつもの環境でいつも通りのフードを与えたのに下痢をしているケースです。

  • 寄生虫
  • パルボウイルス
  • コロナウイルス
  • アレルギー
  • ジステンバー
  • 膵炎
  • 胃腸の腫瘍

などの病気が原因で下痢が起きている可能性があります。

 

便検査の他に、尿検査、血液検査、X線検査、超音波検査などで徹底した検査が行われることもあります。

 

下痢をしていて元気がない場合はすぐに動物病院を受診しましょう。

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