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犬が食べてはいけない食べ物

人間には健康効果が期待できても、犬にとっては中毒を起こす危険な食材があります

 

安全なドッグフードを与えていても、目を離したすきに誤食してしまうことがあるので台所は立ち入り禁止にしたり、食品は犬の届かないところに保管したりする工夫をしましょう。

 

犬が中毒を起こす危険な食べ物

ねぎ類

ねぎの仲間(玉ねぎ、長ねぎ、ニラ、にんにく等)に含まれるアリルプロピルジスフィドがヘモグロビンを酸化させ溶血性貧血を起こすとされています。

 

おおむね犬の体重1kgあたり15〜20gのねぎで中毒が起こるといわれていますが、少量でも中毒症状があらわれる可能性はゼロではないため絶対に与えてはいけません。

 

ねぎ類を含む牛丼やすき焼きの汁、ハンバーグや餃子もうっかり食べさせてしまわないように注意しましょう。

 

もし犬がねぎ類を食べてしまったら2〜3日様子を見て貧血や血尿の症状が無いかチェックしましょう。おかしいなと思ったらすぐに獣医師による診察を受けてください。

 

チョコレートやココア

チョコレートやココアに含まれるテオブロミンは、嘔吐、下痢、不整脈などの中毒症状を引き起こします。
犬の体重1kgあたり50〜100mgで中毒症状が起こるとされ、深刻な場合は死亡に至るケースも。

 

ミルクチョコレートよりもビターチョコレートの方がテオブロミンが多く含まれているため危険度が高まります。

犬がチョコレートを食べてしまった場合はすぐに吐かせてください。

 

ナッツ類

ナッツ類は古くなるとアフラトキシンという猛毒が発生し中毒を引き起こす心配があります。

 

人間にとっても害があり発ガンが指摘されていますが、体の小さい犬では致死することで知られています。中毒も心配ですが、消化が悪くのどに詰まりやすい形状をしていることから犬に与える必要はありません。

 

ぶどうや干しぶどう

ぶどうや干しぶどうは大量に食べると急性腎不全を起こすことがあります。

 

犬の体重1kgあたり10〜30gのぶどうで症状が出るとされています。個体差によって差があるため少量でも食べさせないほうが安心です。

 

与え方によっては犬に影響がある食べ物

牛乳

犬は乳糖を分解できないため牛乳は下痢をしやすいといわれています。
しかし、少量であれば心配ないことがほとんどです。カロリーが高いことも踏まえると日常的に与えることはおすすめしません。

 

こんにゃくやしらたき

こんにゃくやしらたきは犬のダイエット目的で利用されることがあるようです。
しかし丸飲みする犬にとっては消化不良の原因になるため、細かく刻んでから与えるようにしましょう。

 

ソーセージやかまぼこなどの加工食品

ソーセージやかまぼこなどの加工食品は塩分が高く腎臓に負担がかかる心配があります。
加工食品のような濃い味がついたものに慣れてしまうと、薄味のドッグフードを食べなくなってしまうこともあります。

 

煮干はカルシウム補給におすすめ

犬用のおやつとしても売られている煮干はカルシウム補給におすすめの食材です。

 

小骨や頭の固い部分で口内や食道を傷つける心配があるので、丸飲みしても問題の無い大きさにカットしてから与えましょう。塩分が高いものは控えましょう。

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