ドッグフードの原材料によく使われるチキンミール
ドッグフードの原材料ラベルに、チキンミール、鶏ミール、鶏副産物粉などと表記されていませんか。
これらは鶏肉ではあるものの粗悪品の心配があるため注意が必要です!
ドッグフードの原料になる鶏肉は私たち人間の食用として不合格となったものが加工されている可能性あるためです。
ドッグフードのチキンミールって何から作られている?
チキンミールには、くちばし、足、羽、膿汁、腫瘍肉(癌に犯されている肉)が含まれていたり、汚染された血液や糞便までまとめて処理されていたりすることもあるそうです。
鶏をドッグフードに加工する際、くちばしや足などを取り除いて腸を洗浄するとなると時間と費用がかかってしまいますが、まとめてミールにするのであれば手間を省くことができるからドッグフードをはじめ、多くのペットフード用飼料に使われているという現状です。
低価格のドッグフードを提供できるうえ、経費を抑えられ利益を上げるためにチキンミールが多くのドッグフードの原料に使われています。
安いドッグフードにはそれなりの理由があるのです。
ドッグフードの原料に書いてあるチキンミールは危険なの?
人間の食用で飼育されている鶏(ブロイラー)は、出荷前7日間は抗生物質や抗菌剤を使ってはいけないというルールがあり休薬期間が設定されています。
出荷時の検査で薬剤の残留量が基準値を超えたものは慢性毒性や発ガン性の可能性があるため不合格となります。不合格となった鶏はチキンミールに加工されドッグフードに使用される可能性があります。
中国産の鶏に至っては、休薬期間が無視されていることが多いという指摘があります。
人間の食用には許可されていないBHA、BHT、エトキシキンなどの薬剤を使った飼料が与えられている事例があるため、モラルの低い業者の鶏肉はかなりの量の残留薬剤が心配されています。
うちは中国産は避けているから安心!といえないのが原産国の表示のワナに注意
最終加工した国がドッグフードの原産国となるため、国産品と思っていたが中国産の原料が使われていたという場合もあります。いずれにしろ鶏肉の産地に関わらず、薬剤が残留した鶏肉を食べ続けると発がんリスクが高まることがわかっています。
薬剤の残留の他には、飼育中に病気で死んだ鶏や廃鶏となった産卵鶏などがドッグフードに加工されている可能性あり、特に安価なドッグフードほど粗悪なチキンミールや鶏副産物が使われていると指摘する専門家もいます。
とはいえ、必ずしもチキンミールが悪いというわけではありません。鶏の内臓や骨からは犬が必要とする栄養を補うことができます。
問題なのは、粗悪な原料から作られたチキンミールや鶏副産物なのです。
粗悪なチキンミールを愛犬与えたくない場合は?
愛犬に慢性毒性や発ガン性が心配されるチキンミールを与えたくない、より安全で信頼できるドッグフードを選びたいとお考えの方にはレティシアンが販売するカナガンドッグフードやモグワンドッグフードがおすすめです。
当サイトおすすめのドッグフード、カナガンに使用されている鶏肉は、イギリス最高級の平飼いチキン。モグワンはしたチキンに加えサーモンを原料にしたカロリー抑えめのグレインフリードッグフードです。
平飼いのチキンは、ギューギューに囲われた鶏舎ではなく、地面で飼育されているのが最大の特徴です。
通常スーパーで売られている鶏(ブロイラー)は鶏舎で飼育され、地鶏は平飼いされています。ブロイラーと地鶏の品質の違いはみなさんご存知の通りです。
カナガンやモグワンは人間が食べられる新鮮で高品質なものが厳選されている点や平飼いチキンが使われている点で特におすすめしたいドッグフードです。