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ドッグフード以外に野菜も与えた方がいい?

犬は肉食寄りの雑食動物とされています。
腸の長さは肉食動物のように短いものの、人間と暮らしているうちに少々の野菜類であれば消化できるようになったそうです。

 

犬は野菜を食べることで食物繊維を補うことができます。食物繊維は便の量を増やし腸の蠕動運動を促します。また、腸内細菌のバランスを保つ働きも期待できます。

 

食物繊維の量は犬に与える食事量の10%程度が好ましいとされています。
しかし、ドッグフードには穀物や野菜が含まれているものが多くあるため量が多くなりすぎないよう配慮しましょう。

 

 

カロリーが気になる犬にも役立つ野菜

ペットの犬が、運動不足で肥満傾向が指摘された、避妊手術を受けて太りやすくなった等の理由でカロリー制限を考えている場合は野菜でカロリーをセーブすることができます。いつものドッグフードを少し減らし、その分野菜を加える方法があります。

 

キャベツの芯のような硬い部分をバリバリ噛むのが好きな犬にはそのまま与えても構いませんが、吐き戻しをするようであれば茹でてから与えるようにしましょう。

 

ブロッコリーや人参はβカロテンが豊富で、健康面に良い影響を与えるといわれています。ブロッコリーの芯は繊維が多いので柔らかく茹で刻んでから与えましょう。人参はスティックを好む犬もいますし、すりおろしてフードにかけたものを好む犬もいます。

 

食いつきや便の状態をチェックしながら適量を見極めることが大切です。

 

 

犬に野菜を与える時に注意したいこと

毎日大量の野菜ばかり与えていると腸内細菌のバランスが崩れ、お腹にガスが溜まったり下痢や便秘を繰り返す心配があります。初めて野菜を与える時は少量ずつ試してください。野菜の種類によっては中毒症状を引き起こすものがありますので注意が必要です。

 

  • タマネギ、ネギ、ニラ、ニンニク、ショウガ

タマネギやネギに含まれるアリルプロピルジスルフィドは赤血球に影響を与え急性の貧血や血尿を引き起こす可能性があります。タマネギが入っているハンバーグ、ネギと同じ仲間のニラやニンニクが入った餃子にも注意が必要です。

 

  • ホウレンソウ

ホウレンソウには結石の原因になるシュウ酸が多く含まれています。
犬に与える場合はよく茹でてシュウ酸を減らす必要があります。繊維質が多いのですり鉢やミキサーでピューレ状にして与えると良いでしょう。

 

  • トマト、ナス、ジャガイモ、ピーマン

これらのナス科の野菜はアルカロイドが多く含まれています。
アルカロイドは人間にとっても害がありますが微量であれば問題ありません。犬にとっても大量に摂取しないほうが無難であるとされています。

 

ジャガイモの芽や緑色になった皮や未熟果のトマトはアルカロイドが多いため特に注意が必要です。

 

  • アボカド

アボカドはペルジンによる中毒が指摘されています。
原材料にアボカドが使われているドッグフードがありますが、中毒の心配がない品種のアボカドが使われていたり成分が調節されたりしているため問題ないとされています。

 

 

 

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