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犬の年齢別の餌の回数や与える量について

犬の餌の給与量や回数は犬種や年齢によって異なります。
ドッグフードのパッケージに記載されている給与量を目安に、便の状態を確認しながら適切な量を見極めることが大切です。

 

 

  • 生後3ヶ月までの餌の量と回数

小型犬は1日150g前後、大型犬は1日380g前後のドッグフードを3〜5回に分けて与えます。食べ残しや便の状態をチェックして量を調節しましょう。
生後2〜3ヶ月で乳歯が生えそろいます。それまではドライフードをふやかして与える工夫で消化に負担がかからないようにします。

 

  • 生後6ヶ月までの餌の量と回数

20〜30gほど給与量を増やし、生後6ヶ月を目安に食事回数を1日2回に減らします。歯が生えそろい硬いものが食べられるようになってきますから、ふやかすのを控えます。いつまでもふやかした餌を与えていると歯石がつきやすくなるので注意しましょう。

 

  • 生後1年までの餌の量と回数

生涯でいちばん餌を食べる量が多い成長期にあたります。10〜20g程度給与量を増やしますが、犬種や運動量によって量を加減します。体重の増加が止まるのを目安に成犬と同じ給与量に調節しましょう。

 

満1歳からの犬のエサの量と回数

ベストな体重を維持できる量を1日2回与えます。パッケージに書かれている給与量を目安に、室内飼いの小型犬は少なめ、運動量が多い大型犬は多めにするといった調節が必要になります。

 

避妊・去勢手術を受けた犬は太りやすくなるのでやや少なめに、妊娠・授乳中の犬はエネルギー補給のためやや多めにといった量のコントロールも不可欠です。

 

7歳からの犬のエサの量と回数

犬種や生活環境なども関係しますが、おおむね7歳から老犬とされています。

 

老犬になると運動量や代謝の低下、歯周病などの疾患が食事に影響が出て、食べるスピードが遅くなったり食べ残しが出たりすることがあります。内臓機能が衰え消化吸収も弱ってきます。

 

長年ドッグフードを食べていた犬は手作りフードに切り替えると受け付けないことがあります。食べやすいようにと急に手作りフードに切り替えるのではなく、いつものドッグフードをふやかして食べやすいようにする工夫をしましょう。

 

子犬用、成犬用、老犬用の年齢にあった餌を選ぶべき?

私たち人間の場合はどうでしょうか?小学生用の食事、40〜50代用の食事なんてありませんよね。
赤ちゃんの離乳食やお年寄りの介護食は、薄味を心がけたりやわらかく調理するという工夫は必要ですが健康な大人が食べるのと同じ食材や献立であることがほとんどです。スポーツをしている男子学生は量をたくさん食べたり、美容が気になる女性はサプリメントを利用したりして個々に合う微調整をしています。

 

犬の場合も、安全性に信頼がおける高品質のドッグフードをメインに、必要に応じて個体に合うフードのトッピングやサプリメントを利用したほうが犬の健康に有効だと考えられます。

 

年齢別のドッグフードを上手に選べば無駄になることはないかもしれません。ただし、品質の悪い原料や発がん性が指摘されている添加物を使ったフードだったりした場合では年齢別に選んだとしても健康に貢献できるかは疑問が残ります。

 

ドッグフードを年齢ごとに換えて上げる場合、特にパッケージに書いてある原材料や添加物の種類などはよくチェックしましょう。製造元のホームページにもよく目を通しておくと安心です。

 

 

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